点々

漫画や暮らし

舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」を観ました

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「友情」も今度買おう

 

第三弾決定おめでとうございます!

昨日観に行った舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞」の素敵だったところメモ。

すごく良いものを観ました。吉谷さんを信じろ。

 

http://bunal-butai.com

 

以下ネタバレ含みます。

 

……

・無駄な配置がひとつもなくて皆に舞台上の役割がある

・前作を踏まえて芥川に「生きないと」と言わせる良さ。自殺した人を転生させる残酷さ

カインの末裔の雪描写の布

・アンサンブルをつかったあらゆる表現

・なにげに導入がとってもわかりやすい

・朔ちゃんかわいい。三ツ谷さんの身体表現の指先までの美しさ

・芥川の殺陣の体重の乗り方。キレる演技。ほんと久保田さん芥川お似合いです

・自由枠のムシャ。かっこよくてまっすぐな志賀。主役2人のわちゃわちゃ感。杉江君が舞台をひっぱっていってるんですよ…嬉しいね

・息抜き役の安吾

・寂しそうな藤村

・台詞回しの日常と地続きの自然さ、舞台がかっていない仲の良さ。舞台のためにキャラクターを犠牲にしていない

・台詞の「知ってる人」向けのほのめかし方

・別れを軸にした対比。生き死にの別れ。選択した別れ。別れなかったはずの2人のすれ違い

・リフレインされる手紙のやりとり、その場面ごとの意味合いの変化(吉谷演出好き)

・「友情とは離れても思い続けること」という志賀とムシャの答えが、劇全体に敷いた「別れ」に対する答えにもなる

・重くて熱い話だけれどすぐおちゃらけてしめっぽくならない。軽妙で爽やか

・ギャグ畑で採れた本を中2で味つけたらそれは最高なんですよ(?

・開始5分で泣いてしまったね…(泣くところではまだない