舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」を観ました
「友情」も今度買おう
第三弾決定おめでとうございます!
昨日観に行った舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞」の素敵だったところメモ。
すごく良いものを観ました。吉谷さんを信じろ。
以下ネタバレ含みます。
……
・無駄な配置がひとつもなくて皆に舞台上の役割がある
・前作を踏まえて芥川に「生きないと」と言わせる良さ。自殺した人を転生させる残酷さ
・カインの末裔の雪描写の布
・アンサンブルをつかったあらゆる表現
・なにげに導入がとってもわかりやすい
・朔ちゃんかわいい。三ツ谷さんの身体表現の指先までの美しさ
・芥川の殺陣の体重の乗り方。キレる演技。ほんと久保田さん芥川お似合いです
・自由枠のムシャ。かっこよくてまっすぐな志賀。主役2人のわちゃわちゃ感。杉江君が舞台をひっぱっていってるんですよ…嬉しいね
・息抜き役の安吾
・寂しそうな藤村
・台詞回しの日常と地続きの自然さ、舞台がかっていない仲の良さ。舞台のためにキャラクターを犠牲にしていない
・台詞の「知ってる人」向けのほのめかし方
・別れを軸にした対比。生き死にの別れ。選択した別れ。別れなかったはずの2人のすれ違い
・リフレインされる手紙のやりとり、その場面ごとの意味合いの変化(吉谷演出好き)
・「友情とは離れても思い続けること」という志賀とムシャの答えが、劇全体に敷いた「別れ」に対する答えにもなる
・重くて熱い話だけれどすぐおちゃらけてしめっぽくならない。軽妙で爽やか
・ギャグ畑で採れた本を中2で味つけたらそれは最高なんですよ(?
・開始5分で泣いてしまったね…(泣くところではまだない